文字型に四角い小さなセロファンを敷いたような効果を出します。
行程は少なく、簡単です。

注）赤い丸や矢印は、操作の場所や方向を表すために書き加えたもので、Photoshopが表示するわけではありません。

	手順１ 文字マスクツールを使い、200〜250pixles程度の大きさの文字を入力します。 文字型の選択範囲が作られました。
	手順２ フィルタメニュー「ノイズ」から「ノイズを加える...」を選択し、「ガウス分布」にチェックを入れて「ノイズの量」を30前後に設定してＯＫをクリックします。 「グレースケールノイズ」にチェックを入れないようにしてください。
	手順３ 選択範囲メニューから「選択を解除」を実行してください。 左図のように、淡い色の点が、文字型を形成しているはずです。
	手順４ フィルタメニュー「その他」から「明るさの最小値...」を選びます。 「半径」を４あたりにしてＯＫをクリックします。
	手順５ このままではグレー色の部分が多くはっきりとしません。 イメージメニューの「色調補正」から「レベル補正」を選び、「入力レベル」を以下の数値を参考に設定して下さい。 　134　　0.55　　200
	手順６ ここまででできあがりです（左図）。 下の完成図は、白く塗ったレイヤー上でこの作例を作り、背景レイヤーに「モザイクタイル」フィルタ（フィルタメニュー「テクスチャ」の中にあります）の「溝の幅」を大きめにしてかけ、さらに「テクスチャライザ」フィルタで「砂岩」の効果を施しています。 この時、文字をのせたレイヤーの描画モードは「乗算」に設定します。 これ以外でも背景を設定する事はもちろんできますが、その背景が白っぽい画像である必要があります。文字の色が薄く見えにくい場合は、文字のレイヤーをコピーし、２枚重ねにすると良いでしょう。

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